桐岳寺は、出雲国松江藩の初代藩主 堀尾忠氏(ほりお ただうじ)の次男であった堀尾小次郎(ほりお こじろう)が夭逝し、慶長15(1610)年8月、堀尾小次郎の菩提を弔うため、その母によって、もとは島根県安来市に建立された禅寺です。鳥取県倉吉市の定光寺8世龍岳道門大和尚を請じて開山とし、堀尾小次郎の戒名である瑞鳳院殿桐岳宗秋大童子に因んで桐岳寺と称しました。桐岳寺は、建立から3年後の慶長18(1613)年3月、現在地の島根県松江市へ移転しました。
桐岳寺の基本情報
寺院名
桐岳寺 (とうかくじ)
所在地
島根県 松江市 奥谷町 279
電話番号
0852-21-5024
宗派
曹洞宗 (そうとうしゅう)
開山
慶長15(1610)年8月
本尊
釋迦牟尼仏 (しゃかむにぶつ)