桐岳寺(とうかくじ)|島根県松江市|五百羅漢|墓地|永代供養|水子供養|春台さん|庭園

 

方丈の間 住職から

 

方丈の間

方丈の間
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太祖さま木像新調
2019-11-11
 
太祖さま木像新調
2019-11-11

 瑩山(けいざん)禅師のお木像を新調しました。

 瑩山禅師は、鎌倉時代に日本の曹洞宗を興した道元禅師より三代後のお方で、全国に曹洞宗を弘め現在の大教団の基礎を築かれたお方です。曹洞宗では道元禅師を高祖さま、瑩山禅師を太祖(たいそ)さまと尊称します。

 二千六百年前にインドで仏教を始めたお釈迦さま(釈迦牟尼仏)と高祖さま、太祖さまを「一仏両祖 いちぶつりょうそ」と呼び、曹洞宗の正式なご本尊と定められています。

 曹洞宗であっても、そのお寺の縁起によってご本尊さまが一仏両祖でないこともしばしばあります。観音さまであったり、お薬師さまであったり、お地蔵さまの場合もあります。因みに桐岳寺のご本尊さまはお釈迦さまですが、先住地の宝林寺はお薬師さまでした。

 曹洞宗寺院の多くでは、そのお寺の初代住職であるご開山(かいさん)さま、高祖さま、太祖さまの木像を祀っています。桐岳寺でも位牌堂の奥の開山堂でお三方を祀っています。お詣りの節には是非拝んで下さい。

 倉吉市の仏具商「倉仏」さんで作りました。仏師は石賀膳章師で、なかなかの腕前です。将来仏師・彫刻家としてきっと名を成す方でしょう。

 
新時代 令和を迎えて
2019-05-03
 二度目の改元を経験しました。昭和天皇崩御により昭和から平成へと移りましたが、悲しみに包まれた改元でしたので、今回のような希望に満ちた清々しい気持ちは無かったように記憶しています。むしろ、長いながい戦争と奇跡的な復興をなした激動の昭和が終わり、天皇陛下に本当にご苦労さまでしたと涙しました。
 平成の御代は戦争こそ無かったものの、天変地異の連続でした。両陛下が被災地を訪問され、膝を着いて激励されるお姿は、昭和天皇の戦後のご巡幸のお姿と重なり、勿体なさと有り難さの極みでありました。上皇さま、長い皇室の歴史の中で初めて民間から嫁がれた上皇后さま、本当にご苦労さまでした。
 二百二年ぶりのご退位にともなう令和への改元は、日本中が新時代を迎えた喜びと希望に溢れたものでした。
 一連の儀式の中で、凛として威厳に満ちた若き新天皇皇后両陛下のお姿を拝見するにつけ、日本の将来は盤石であると確信しました。今、令和の御代を迎えることが出来たのは、終戦時に国体が護持されたからこそであります。独立した国家として二千六百余年の歴史を有し、百二十六代絶えることなく続く皇室を有し、元号を有する国は、世界の中で唯一日本だけです。
 私は次の改元を経験することはないと思います。日本人に生まれたことを大いに誇り、謙虚に、且つ残りの人生一生懸命に令和時代を生きて行こうと決心しています。
 
新年に思う
2019-01-01
 
六波羅蜜
2018-09-15
 
 20日から秋のお彼岸です。今年の危険なほどの酷暑も和らぎました。「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものです。此岸(しがん 迷いの世界 煩悩の世界)から彼岸(仏の世界 安らぎの世界)に渡るのに、お釈迦さまは舟を用意して下さいました。舟に乗るには舟賃が必要です。その舟賃が「六波羅蜜」(ろくはらみつ)です。
  1. 布施 施しをしましょう
  2. 持戒(じかい) ルールを守りましょう
  3. 忍辱(にんにく) 辛抱しましょう
  4. 精進 怠りなく努力しましょう
  5. 禅定(ぜんじょう) 落ち着きましょう
  6. 智慧(ちえ) 物事の本質を見極めましょう
以上の六つを修行すれば、舟に乗って彼岸に渡ることができます。
 六波羅蜜はいつも心がけていなければなりませんが、特にお彼岸の一週間に一つでも実行してみましょう。
さあ、彼岸に近づきましょう。渡りましょう。お寺やお墓にも詣りしましよう。ご先祖さまも待っておられます。
 
お彼岸
2018-03-08

 間もなく春のお彼岸です。お中日は祝日法で「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」と定められています。

 暑さ寒さも彼岸までとも言いますが、暑くもなく寒くもなく、ちょうど良い時節を迎えました。お日さまが真東から昇り真西に沈みます。昼と夜の長さが同じです。仏教のどちらにも偏らない「中道」の教えを説くのに、まことに都合の良い時節です。

 シャバ世界で暮らす私たちはとかく偏るがゆえに争いとなり、健康を損ね、人倫をも踏み外してしまいます。特にお彼岸の一週間は万に中道を心掛けて暮らしてみてください。そうすれば私たちが暮らす迷いや煩悩に満ちたこの[此岸](しがん)から、安らぎの世界「彼岸」へ少しは近づくことが出来るでしょう。お彼岸の一週間は仏の教えの実行週間でもあります。

 極楽浄土は西方はるか彼方あるそうです。太陽が真西に沈むこの時期は、ご先祖さまとホットラインで繋がります。遠方のお檀家さまもお彼岸にはぜひお墓詣り、お寺詣りの予定を立てて下さい。

 

幼子に 合わせて見せる この両手

 
お涅槃
2018-02-01

 215日はお涅槃(お釈迦さまのご命日)です。桐岳寺でも1日から、お釈迦さまの最期の様子を描いたお涅槃図を掛けてご供養し、ご遺徳を偲びます。

 お釈迦様が死を直前にした最後の言葉は「もろもろの事象は過ぎ去るものである。怠ることなく修行を完成させなさい」(中村元訳 ブッダ最後の旅) 当時としては超高齢の80歳でした。

 本堂内左奥に掛けています。中に入ってご自由に拝んで下さい。

 
新年のご挨拶
2017-12-31
 あけましておめでとうございます。恙なく新年をお迎えのこととお慶び申し上げます。今年が皆さまにとりまして良い一年になりますことをお祈り申し上げます。
 天皇陛下のご退位が決まり、平成の御世も一年四ケ月ほどになりました。
 昭和天皇が崩御せられ昭和が終わり、小渕官房長官が新元号「平成」を掲げてテレビに映し出されたのが三十年前のことですが、鮮明に記憶しております。
 初めて経験した天皇崩御の悲しみと、改元という非常に重く厳粛な思い、そして時代の大きな変化を感じました。
 今回は事前に改元の日も新元号も発表されます。国民生活への影響を最小限にとの配慮だそうですが、私個人的にはなんとなく厳かさにいまいち欠けるような気がします。
 さて、今年は戌年です。犬といえば多くの人が忠犬ハチ公、昭和三十四年、南極観測隊のタロ、ジロの生存を思い出すことでしょう。いずれも大きな感動を日本中にもたらしました。
 聖徳太子にも愛犬「雪丸」がいました。雪丸の像は奈良県の達磨寺にあります。「達磨寺略記」によると雪丸は人の言葉を理解し、経典を読んだとあるそうです。ちょっと信じられませんが、雪丸はテレビCMの白い犬のようであったかもしれません。
 
此岸から彼岸へ
2017-09-20
今日彼岸 菩提の種を 蒔く日かな
 今日から一週間は彼岸です。国民の祝日に関する法律では、秋彼岸のお中日は「祖先を敬い、亡き人を偲ぶ日」と定められています。
 暑くもなく寒くもなく、昼と夜の長さが同じで、太陽がま東から昇りま西に沈むこの頃は、仏教の大切な教えの一つであるどちらにも偏らない「中道」を説くのに最も都合の良い時期です。
 食生活が偏っていませんか? 考え方が偏っていませんか? お付き合いが偏っていませんか? お金の使い方が偏っていませんか? 等々、私たちはつい偏った生活をしてしまいます。
 お彼岸の一週間はバランスの良い生活を心がけてみて下さい。此岸(しがん こちらの岸、即ち迷い・煩悩の多い日常)から彼岸(かの岸、即ち安らぎの世界)に渡り切ることは出来なくても、少しは近づくことが出来ることでしょう。
 
書院庭園に彼岸花が咲きました。
 
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